過去125年、ティムケンは、事業を展開する地域社会にとって良いことは、事業にとっても良いことであるという考えを実行することで繁栄してきました。「これは、今後も決して変わりません」と、地域関係主任アナリストのシャナ・イーバート(Shanna Ebert)は言います。
イーバートはティムケンの地域の声を反映する新しい役割を大切にしています。ティムケンで地域社会との関係をより強化するための彼女のアプローチについて話を聞きました。
ティムケンは事業を展開している地域社会へ長年投資していますが、その原動力は何ですか?
イーバート:ティムケンの指導者たちは、事業の背後に強い地域があるとき、事業も強くなることを長い間理解していました。ティムケンの施設を訪れると、ティムケンが地域に不可欠な存在であることがすぐにわかります。私たちは、地域に住み、働いている人々への投資と、地元の従業員を力づけることにフォーカスし、どこに投資するかを現地の従業員が決定できるようにしています。それが素晴らしい地域関係を築くやり方です。
ティムケンの地域への投資の主な分野は?
イーバート:STEM教育と事業を展開している地域の基本的なニーズを優先し、 ユナイテッド・ウェイ や赤十字国際委員会などの主要な非営利団体のプログラム支援や、地元や地域の組織から要請される助成金の援助を行っています。
例えば、医療アクセスの格差が大きいインドでは、移動型診療所を支援しています。今年、ハリケーン・ヘレンが米国を襲ったとき、ティムケンの従業員たちは被災地で活動を始め、資金と支援を必要としている人々に助けを提供しました。
ティムケンの世界各地でのSTEM活動は、次世代のエンジニアたちにインスピレーションを与え、彼らをティムケンに繋げます。今年、ヨーロッパ5カ国がSTEMに関する提案をまとめ、その素晴らしい案のいくつかは、来年にも実施される予定です。ティムケンは、 NASAや、FIRSTや、世界的なロボット工学の組織と協力し、 世界中の地域や地方で毎年行われるEngineer for a Dayのようなプログラムを推進しています。

ティムケンの世界本社のある地域は、今年、Habitat for Humanityとの25年にわたるパートナーシップを祝いました。彼らは共に35軒の家を建て、困っている地元の家族のために安定した家を提供しました。写真のシャナ・イーバートは、今年のWomen Build home(女性が建てる家)のときに断熱材を追加するのを手伝ました。
を実現するためにどのような戦略を練りましたか?
イーバート:私たちが協力するとき、現場の人々がまとめ役の大半を行います。地域の一員として、重要な関係を築き、地域のニーズを理解します。私は彼らに頼り、彼らから多くのことを学び、彼らは私が手伝える場所を教えてくれます。
戦略的パートナーシップの実現や、ボランティアがさらに関われるようにすることや、地域のニーズに対応する資金源を探すことに多くの時間を費やしています。私の仕事の大部分は 話しをすることです人々は、移動式診療所や、ハリケーン救援活動、ティムケンの従業員たちが年間を通して行う多くの親切な行為について耳にすると、自分たちの地域でも何ができるかと考えるようになります。そのために、私は自分たちが与える影響を測り、それらの証言を収集して共有する方法を常に探しています。
歩き回って、人々と話し、彼らを知るように努力し、彼らが感謝され、自分の声を聞いてもらっていると感じていることを確認するようにしています。一人ずつ、ティムケンの中でコミュニティを構築しています。そうすると、地域社会の中に出て行っても、より良い仕事ができるようになるからです。
あなたのやる気はどこからきていますか?
イーバート:人です。人は私たちが思っているよりもはるかに複雑で、良い意味で私たちを驚かせてくれます。 宇宙探査 や 外科用ロボットを支える部品を設計するエンジニアたちが、 3年生の教室に行って彼らのために本を読んでくれます。重役たちが、落ちこぼれの十代の若者たちに手紙を書いて、彼らが大切な人間であることを伝えています。私たちは皆、人とつながり、どこかに属したいものです。それが地域の関係を築くことなのです。
従業員、顧客、地域社会のために正しいことをするというティムケンの企業文化は世界的に認められ、Ethisphereの「World’s Most Ethical Companies®(世界で最も倫理的な企業)」に 何度も選ばれました。続きを読む。