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ティムケン・ウルトラウィンド円錐ころ軸受

ティムケン社では、直結型、増速機型の違いを問わず、風力発電機の主軸に利用できる、新しいウルトラウィンド軸受を開発しました。この新シリーズの軸受は、ドイツ船級協会により、同クラスでは最大の定格荷重を持つことが認定されており、高いコスト効果が期待できます。

ティムケン・ウルトラウィンド円錐ころ軸受は、複メガワット級の風力発電機をターゲットに開発され、風力の伝達機構の簡易化、信頼性と性能の向上を可能にします。 軸受列間の距離が短いコンパクトな複列タイプと、列間距離をとることで剛性を高めた単列軸受の組合せタイプがあり、シールと潤滑、軸受運転状況監視用のセンサーを組み込み、風力発電機メーカー様の設計に合わせたカスタムメイド仕様となります。

取り付けボルトの位置や、軸組み付け型・シャフトレス型などの組み付け設計の違い、内輪回転型かあるいは外輪回転型か、増速機の有無など、様々な設計仕様に対応可能です。

特徴

  • 動力伝達機構の簡易化を可能にし、初期コストの低減に寄与。
  • 軸受のセッティングが予め設定されており、正確かつ容易な組み付けが可能。
  • 使用条件の精密な解析により予圧を決定し、剛性を最大限に高めることで、主軸やローターの動作を安定化。
  • 軸受内部幾何形状を最適化することで、応力集中を制御し、軸受を長寿命化。
  • 使用条件により保持器の材質(鋼、樹脂など)や設計を最適化し、高定格荷重と転動体の保持性の両立を図る。
  • 設計・材質など軸受の耐荷重性に関する要素の最適化により同クラスで最大の定格荷重を達成。(ドイツ船級協会により認定済み)

応用例

風力発電機主軸(直結型、増速機型とも)