この、隙間が小さくなるように設計されたシールは、相手の表面には決して接触しません。 その利点には、低トルク、低い温度およびセットアウトが少ないことによる優れた燃費、高速なサービス速度および他のリップタイプシールよりも少ない運用コストが含まれます。
利用例
- 鉄道ジャーナルローラベアリングの利用例
デザインの特性
- 低トルク、低い温度および優れた燃費
詳細
ティムケンの流体力学ラビリンス(HDL)シールは、業界最先端のパッケージレールベアリングデザインにおける主要なコンポーネントです。このシールは、リップタイプおよびラビリンス(クローズクリアランス)シーリングテクノロジーと非常によく適合します。
従来型のリップタイプシールと比較すると、HDLデザインには次のような特徴があります:
- シールトルクの低減と、動作温度の低下
- グリース寿命と疲労寿命の延長
- 潤滑膜の改善
- 全体的なベアリング寿命と性能の向上
HDLシールを使用したベアリングはより低温で動作します。またベアリング内に多くのグリースを保持できるので、ほこりや異物、水の侵入を防げます。